電気圧力鍋はあなたの厨房にありますか?
この道具は、時間のかかる料理も手早く作ることができる便利な家電で、電気を使用するので安心して利用が可能です。
特に味のしっかりとした料理が好きな私からすれば、電気圧力鍋の購入についてかなり真剣に考えているところです。
電気圧力鍋は便利な反面、欠点も存在します。
それらの欠点は、一部は共通していたり、ブランドによって異なるものもあります。
ここでは、電気圧力鍋の注意点と、ブランドごとの違いについて、2つのブランドを元に比較してみたいと思います。
電気圧力鍋の使用時の注意点
まず始めに、電気圧力鍋を使用する際に発生しがちな問題点を挙げていきます。
1.大きなサイズの電気圧力鍋は設置スペースを必要とし、コンセントの近くに
場所を確保する必要があります。
しかし、使う場所が電化製品一杯で、コンセントが足りない、または”タコ足配線”が
生じることがあります。
また、蓋を置く場所も考える必要があります。
蓋の置き場所がないと、料理道具や食材、鍋や皿などがあちこちに散らばっている際に
困ることがあります。
2.「肉じゃが3分」「ご飯8分」など、電気圧力鍋は良く時間短縮の手段として強調されますが、
これらの時間は加圧時間のみを指し、全工程を考えれば、実はさらに時間が
必要となります。
3.電気圧力鍋は部品が多く、それぞれに洗浄の必要があります。これにより、
調理後の手間が増えます。
4,電気圧力鍋には設定が煩雑で、自動や予約メニューが少ないものも存在します。
一方で、それらが豊かな電気圧力鍋は高価です。
5.電気圧力鍋を使用できるかは、ガスと比べるとブレーカーの問題が起きやすいです。
同時に他の電化製品を使用していて電力が不足すると、
ブレーカーが落ちる原因となってしまいます。
6.電力圧力鍋は、通常のガス圧力鍋に比べると値段が高いです。
次に、人気のある電気圧力鍋の具体的な問題点を見てみましょう。
人気の調理家電「ホットクック」について
その機能性や利便性は高い一方で、少なからず欠点も存在するんです。
その詳細を以下でご紹介します。
まず一番気になるのがその大きさです。
ホットクックの容量が2.4リットルのものでも、大きさは348×375×312mmとなります。
すくならぬスペースを取りますから、キッチンに余裕がある方には問題ないでしょうが、狭いキッチンでは設置に困るかもしれません。
次に、ホットクックでの調理では材料の細部までの準備が必要になります。
自動調理メニューを活用する場合も、材料の切り方や大きさによって調理時間が変わるためです。
大きく切った材料だと想定時間よりも長くかかることもあります。
ホットクックを活用するのであれば、細かい準備をしっかりと行う時間を確保することが求められます。
それから、予約調理が可能なホットクックでも、生食材を扱う場合は注意が必要です。
冷蔵庫から取り出してすぐ漬けないと、食材が常温になり菌が繁殖する可能性があります。
つまり、生食材を扱うと予約調理のメリットが享受できないという制約があります。
一方で、ホットクックには大きな長所もあります。
多機能で、メニューのバリエーションや珍しい料理に挑戦するのに適しています。
ホットクックは定期的に新しいプログラムを追加し、そのレシピは無料のアプリでも確認できます。
また、鍋を使わずに料理が可能であり、他の作業をしながらでも調理を進行できるのは大きな魅力です。
これは時間に余裕のない家庭や料理が得意でない人にとっても有効です。
ホットクックも完全には欠点がないわけではないですが、その機能性と利便性から多くの家庭で愛用されています。
全ての調理器具には良い点と悪い点がありますから、その特性を理解し、適切な使い方をすれば、美味しい料理を提供できる素晴らしい調理器具となるでしょう。
結局は、電気圧力鍋や電気無水鍋、ホットクックのどの種類であっても、自分のライフスタイルやニーズに合ったものを選ぶことが大切です。
自身の生活スタイル、料理の好み、キッチンのスペース等を考慮に入れ、商品の特徴と機能を比較して、自分に最適な調理器具を見つけて楽しい料理生活を始めてみてはいかがでしょうか。
電気圧力鍋シロカ製「ホームシェフ」について
現在、電気圧力鍋は「クックフォーミー」に次ぐとして大いに人気を集めている製品として「ホームシェフ」があります。
今回はこのホームシェフが抱える問題点について考察してみましょう。
まず最初に挙げられる課題として、その容量が挙げられます。
先述のクックフォーミーが6リットルという大容量に対し、ホームシェフは最小モデルが1.68リットル、最大でも2.6リットルです。
大家族や料理のまとめ調理をする人々にとっては不十分な容量と言えます。
少ない量しかまとめて作ることができないことは、食事の作り置きを日課としている多くの人々にとってのデメリットです。
また、ホームシェフの自動設定メニュー選択肢も問題です。
最高で83種類とある一方、一部のモデルには10種類しか存在しません。
特に1.68リットルモデルには多くの自動メニューが設定されていますが、これでは多量の料理を作りたいときに困ることでしょう。
さらなるデメリットとして挙げられるのが、画面操作の直感性の欠如です。
ホームシェフの自動メニューを利用するためには、メニューを番号で選ぶ手間があります。
好きなメニューを選びたい場合は説明書やレシピブックを都度確認する必要があり、これが該製品を手軽に時間節約のために購入したにも関わらず面倒とされる原因です。
さらに、ホームシェフのメンテナンスもまた大変です。
各部品は手で分解して洗うことが必要とされ、食洗機による洗浄が許可されている部分も数が少ないのです。
部品の多さから下処理や組立にも手間がかかるというデメリットが存在します。
しかし、こうしたデメリットを覆すようなホームシェフの優れた点もたくさんあります。
自動減圧機能は他の圧力鍋よりも時間を短縮するために役立ちますし、無水料理や低温調理、蒸し料理など、多くの機能を提供します。
また、「スマート予約プログラム」も装備されているホームシェフもあり、これは保温時の微生物の繁殖を抑え、食材の保存性を向上させます。
これにより、生ものも安心して予約料理ができ、大きなメリットとなります。
また、調理器具としては”電気無水鍋”もあり、あなたにとってはこちらの方が適しているかもしれません。
電気無水鍋は無水で時短に取り組むことができ、予約調理も可能な便利な調理器具です。
まとめ
最後に、電気圧力鍋の最大のデメリットは、その使い勝手は調理したいメニューやサイズ、他の家電との組み合わせにより変わることです。
各メーカーにより機能は異なり、それぞれにデメリットが存在しています。
しかし、その一方で楽しみながら料理ができる便利さ、様々なメリットがあります。
もちろんデメリットも存在しますが、これを理解してから選ぶことで、購入後の満足度も絶対に高まるでしょう。