新生児の肌はとてもデリケートで、そんな敏感な肌を守るためにベビーソープを使って全身を洗うことが一般的です。
しかしながら、子供が大きくなるにつれ、「ベビーソープは何歳まで使えるの?」や「大人用のソープはいつから使っていいの?」といった疑問が浮かぶことがあるでしょう。
私自身も、長子が2歳の時に次子が生まれたため、長子にはおよそ3歳半までベビーソープを使い続けていました。
この記事では、ベビーソープを使える年齢と、大人用のソープに切り替えるタイミングについて述べています。
子供がどのタイミングでソープを切り替えるべきかの参考になれば幸いです。
ベビーソープは何歳まで使える?
新生児の肌は非常に敏感で、大人と同じソープを使うと肌トラブルを引き起こす可能性があります。
それゆえ、新生児の頃はベビーソープを使って全身を洗うことが推奨されます。
しかし、永遠にベビーソープを使い続けるわけではありません。
具体的には、「年齢制限は特にない」と言えます。
刺激が少ないので、小学生になるまで使うことも可能です。ただし、洗浄力が弱いため、皮脂が多い子供や、関節部の汚れがしっかりと落とせないこともあります。
1、2歳の子供を持つママたちの声を紹介します。
・「肌が荒れることがなかったので、生後半年から大人用のボディソープを使い始めました」
・「子供の体臭が気になり始めたので、2歳から大人用に切り替えました」
・「うちの子は2歳3ヶ月ですが、まだベビーソープを使っています」
子供の肌の状態によって、ソープの切り替えを考慮してみてください。
なお、ベビーソープは大人も使用可能です!
子供が大人用ソープに切り替えるタイミングは?
次に、子供が大人用のソープを使い始めるのはいつからなのでしょうか。
結論から言うと、生後3ヶ月を過ぎたら、刺激の少ない無香料・無着色の大人用ソープに切り替えても問題ないとされています。
1歳から徐々に切り替える人が多いようですが、我が家では長子が3歳半の時に大人用の固形ソープに切り替えました。
我が家では、パパもママも固形ソープを好んで使っており、長子も泡立てる楽しさからこのまま続けるつもりです。
大見出し:子どもと大人の洗浄剤、その違いは何?
子ども用と大人用の洗浄剤、二つの違いを詳しく解説します。
子どもから大人の洗浄剤に移行するタイミングで参考になる情報を提供します。
香りのない製品
香りは大概が人工的なもので、肌への刺激を最小限に抑えるため、子ども用洗浄剤はほとんどが無香料で作られています。
大人用の洗浄剤やシャンプーにも刺激が少ない無香料タイプがあり、洗浄剤を初めて使う段階では、無香料製品を選んでみると良いスタートになるでしょう。
成分に着目
通常、子ども用洗浄剤は「弱酸性」であり、「パラベンフリー」(防腐剤を含まない)とされています。
「弱酸性」の洗浄剤には、「合成界面活性剤」が含まれており、これにより洗浄力が高まります。
ただし、「合成界面活性剤」が肌に残ると肌荒れを引き起こす可能性があるため、洗い終わった後はしっかりと洗い流すことが必要です。
皮膚に対する試験の実施
子ども用洗浄剤の多くはアレルギーテストを実施しています。
ただし、テストをクリアしたからといって必ずしも全ての人に対してアレルギーが発生しないわけではないことを覚えておきましょう。
もちろん、大人用洗浄剤にも皮膚試験を通過したものがあります。
肌質は個々によりますので、自分自身で試すことが大切です。
子ども用洗浄剤の選び方
赤ちゃんの肌は非常に敏感です。
皮下脂肪や水分が大人より多く、肌のキメが細かいです。
しかし、体温調節が難しく、皮脂の分泌も少ないため、肌トラブルが起きやすいです。
そんな赤ちゃんの敏感な肌でも安心して使えて、保湿力があり、適切に洗浄できるのが子ども用洗浄剤です。
次に、子ども用洗浄剤の選び方について説明します。
弱酸性の製品
洗浄剤には酸性とアルカリ性のものがあります。
赤ちゃんの肌には「弱酸性」が最適です。
赤ちゃんも大人も、肌は弱酸性です。同じ弱酸性の製品を使うことで、肌にストレスをかけずに洗うことができます。
アルカリ性のものは洗浄力が強い反面、刺激が強いというデメリットがあります。
無添加の製品
赤ちゃんの敏感な肌には、添加物が含まれていない、オーガニックや無添加の子ども用洗浄剤がおすすめです。
大人用のボディーソープには香料や保存料、着色料などが含まれており、これらの添加物が赤ちゃんのデリケートな肌トラブルを引き起こす可能性があります。
使い心地
子ども用洗浄剤には固形のものと液体のものの2種類があります。
使い心地を考えると、液体の「子ども用洗浄剤」がおすすめです。
ポンプ式で泡が出てくるので、泡立てる必要がなく、赤ちゃんを抱っこしたまま簡単に洗うことができます。
固形の洗浄剤は添加物が少なく、肌への刺激が少ないというメリットがありますが、泡立てる手間が必要というデメリットもあります。
まずは部分的にでも、母親が使用している大人用洗浄剤で洗ってみてください。
私たちが使用しているのは、ドラッグストアや子ども用品店で手軽に手に入る製品です。
まとめ
敏感な赤ちゃんの肌を清潔に保つためには、生まれたばかりの赤ちゃんには子ども用洗浄剤の使用が推奨されます。
外遊びを始めてさまざまなものに触れたり、走り回って汗をかき始めると、臭いが気になり、子ども用洗浄剤だけでは満足できなくなるかもしれません。
赤ちゃんから子どもへ、成長に伴い肌の状態も変化します。
それぞれの子どもの肌に合わせて、大人用洗浄剤に切り替えていくことをおすすめします。