前回は、卒園式の服装についてご紹介しました。私は礼服で参加し、その際に華やかさを演出するためにコサージュにこだわりました。
卒園式の服装についての記事はこちらから→「卒園式は礼服で決まり!上品で華やかなコーデの3つのコツ!卒園式に必要なものはこれだ!」
それでは、「コサージュ」に焦点を当て、以下の4つのポイントで詳しくご紹介します。
コサージュについて4つのポイント
1. コサージュは必要?
答えは、「別につけなくても良い!」です。
厳かな卒園式や卒業式では、濃い色のベーシックな服装が基本です。
ただし、あまりにもシンプルな場合や礼服で参加する場合は、コサージュで華やかさをプラスするのが一般的です。
コサージュを身に着けることで、「卒園(卒業)おめでとう」の喜びを表現できます。
2. コサージュの色は?
卒園式にはNGな色があります。「濃い色のもの」は避けましょう。
NGな色には、黒、赤、濃い青、濃い紫、濃いオレンジが含まれます。
逆に、「薄い色のもの」がおすすめです。
白、薄いピンク、薄い黄色、薄いオレンジ、ベージュなどのパステルカラーのコサージュを選ぶと、
暗めのスーツとの調和があり、上品で華やかな印象に仕上がります。
3. コサージュの種類は?
コサージュの種類はさまざまですが、服装に合わせて選ぶことが重要です。
コサージュの形状や素材によって印象が変わりますので、洋服とのバランスを考慮して選ぶと良いでしょう。
例えば、暗めのスーツには薄いパステルカラーの花が映えます。
4. コサージュの取り付け位置は?
コサージュの取り付け位置も重要なポイントです。通常は胸元や襟元が一般的ですが、
洋服のデザインや素材によって適した位置が異なります。コサージュが引き立つように、
事前に試着して最適な位置を見つけましょう。
卒園式当日、コサージュ選びのポイントを押さえて、素敵な印象を演出しましょう!
コサージュの多様性に迫る
コサージュは、基本的に2つにカテゴライズできます。
1. 生花
2. 造花
フォーマル度合いでは、生花が造花よりも上位に位置します。
生花コサージュには、以下の2つの主な種類があります。
1. 生花
2. ブリザードフラワー
生花コサージュは、生花店で注文すれば通常1,000~1,500円で制作してもらえます。
耐久性は限られていますが、その華やかな印象は他にはないもの。
コストはかかりますが、おしゃれにこだわる方におすすめです。
ブリザードフラワーも同様に生花店で手に入りますが、価格は3,000~4,000円ほど。
一度の使用ではなく、長く使える特長があります。
コストが気になる方には向かないかもしれませんが、繰り返し使用する方には高級感がある選択肢です。
造花コサージュには様々な種類がありますが、選び方には注意が必要です。
1. コットンやフエルトなどの布素材
2. ビジューやパールが施された派手なもの
逆に、OKな種類は次の通りです。
1. シルクフラワー
2. オーガンジー
3. ベロア
シルクフラワーは、アーティフィシャルフラワーとも呼ばれ、見た目は生花に近い高品質な造花です。
デザインや素材によって価格が異なり、2,000円~3,000円ほどのものがおすすめです。
オーガンジーは薄く透け感のあるシフォン素材の生地で、上品な質感と適度な張りを備えています。
ドレスなどにも使われる素材で、価格は2,000~3,000円程度です。
ベロア素材も使えますが、冬の雰囲気が強いため、春のイベントには向かないかもしれません。
価格は3,000円前後が一般的です。
コサージュの取り付け位置には2つのポイント
1. 左側に付ける
2. 鎖骨の位置に付ける
どちらの位置でも問題ありませんが、人の視線が右に向きやすいことから、左側に付けると視線を引きやすくなります。
位置は鎖骨の上が理想的で、こうすることで上品で華やかな印象を与えることができます。
コサージュにはいくつかのルールが存在します。
1. コサージュは付ける方が良い
2. 薄い色のコサージュがおすすめ
3. 布やビジュー素材は避ける
4. 左側の鎖骨位置が理想的
これらのポイントを守れば、きっと素敵なコサージュスタイルが手に入ります。
私が購入したサーモンピンクのシルクコサージュは、価格と使用頻度を考えても十分な選択でした。
皆さんもぜひTPOに合わせてコサージュを楽しんでください。
素敵な卒園(卒業)式をお迎えください!